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ミサンガ作りの現場から
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●写真 上:山田|下:大槌
チーム岩手 山田 作り手さんの人数:17名
太平洋に面した漁業の町、山田。震災前、同じ町に住みながら知らない人が多かったとのこと。震災後、ミサンガ作りを通じて自然と交流が広がりました。そして今、みんなが顔を会わせて作ることができる工房も出来ました。「いつの間にか、みんな、ここに集まっている」と、作り手さん。そして「いつかここで私たちの手でミサンガを売りたい、この町の新しい名物にしたい」と、語ります。まだまだ遠い復興への道筋。ミサンガを通じて生まれた住民同士の絆が道の先をほんの少しだけ照らしています。
チーム岩手 大槌 作り手さんの人数:20名
ひょっこりひょうたん島のモデルになった蓬莱島のある、大槌。その島も津波に呑まれ、象徴だった鳥居と灯台が流されました。そんな大槌では、瓦礫の片付いた町に建つカフェ「Ape(アペ)」が作り手さん達の集いの場。なにもない町にポツンと建ち、煙突から出る煙が目印です。「こんにちは」と笑顔で集まる、作り手さんたち。まるで我が家にいるように和気あいあい、ミサンガ作りに励んでいます。
●写真 左:山田|右:大槌
●写真 左:山田|右:大槌
再開した牡蠣棚 | 大槌町の街並 | |
山田町の街並 | 大槌町にあるカフェ「Ape(アペ)」 | |
臨時のバス停 | 大槌の街路 |